鈴木織商株式会社     Suzuki Orisho 本文へジャンプ


日本から世界へ


イメージ  世界に冠たるものづくり大国、日本。その中でも繊維産業は、長く基幹産業として発展を続けてきました。

 現在、世界規模での業界再編やコスト競争など、日本の繊維業を取り巻く環境は厳しくなってきています。しかし、日本の伝統と最新技術から産み出される高品質・高機能な製品は、未だ世界で最先端を走り続けています。

 その一翼を担い続けている鈴木織商。日本ならではの品格ある製品をお届けしています。

 日本の象徴ある富士山を抱く静岡県。地域的、気候的な優位性に加えて、首都圏と中部・関西を結ぶ大動脈として、日本の産業の中核的な役割を担ってきました。そのため、工業、海産物、農産物、商業など、あらゆる産業が成熟してきた地域と言えるでしょう。

 中でも、東海道五十三次の真ん中あたりに位置する浜松は、古くから発展を続けています。特に“ものづくり”に関しては、重要なポジションを担ってきました。例えば、自動車・オートバイメーカーのスズキやホンダ、ヤマハ発動機はいずれも浜松が創業の地。楽器メーカーであるヤマハや河合楽器も浜松発祥です。

 繊維産業に関しても、大きな役割を演じてきました。産業革命以前から綿織物の一大産地として有名でしたが、明治以降も日本の繊維業界の中心地の一つでした。明治初期、浜松に隣接する湖西市で生誕しトヨタグループを築いた豊田佐吉氏が、トヨタ式紡織機を発明。さらにスズキの創業者がスズキ式紡織機を開発して浜松で事業を開始するなど、それまでの歴史に加えて、日本ならではの技術力で世界を席巻していきます。

 その伝統と進取の精神が未だに息づいているのが浜松なのです。